プロフィール
中村 民雄 教授 (なかむら たみお)
1950年生まれ。1973年、東京教育大学体育学部卒業。1976年、東京教育大学大学院体育学研究科修了。現在、福島大学人間発達文化学類教授を務め、体育史・スポーツ史(近代スポーツの導入過程と在来武術の変容過程からみた日本における身体運動の文化史)、専門体育実技の剣道・水泳、体育実技(ソフトボール)の指導にあたる。日本武道学会理事。
講話
著書
- 『身体と心の教育-人間の教育を考えるシリーズ』「宮本武蔵『五輪書』」「嘉納治五郎『柔道一班並ニ其教育上ノ価値』」(共著)松田岩男ほか、講談社、1981年
- 『史料 近代剣道史』島津書房、1985年
- 『日本武道学研究』「大日本武徳会設立過程の研究-組織の形成と財政基盤について-」(共著)渡辺一郎教授退官記念会編、渡辺一郎退官記念会、1988年
- 『剣道事典-技術と文化の歴史-』島津書房、1994年
- 『近代剣道書選集・全十巻』本の友社、2003年
- 『大日本武徳会研究資料集成・全五巻』本の友社、2005年
- 『今、なぜ武道か-文化と伝統を問う-』ベースボール・マガジン社、2007年
- その他雑誌論文への寄稿、学会発表多数。武道関係書・史料の収集に力を入れ、民和文庫を開設。
その他の活動
国際交流基金の日本文化を紹介する企画展示The Spirit of Budoで「日本の武術・武道 (Bujutsu & Budo: The Japanese Martial Arts)」を担当。
また、劇映画『火垂るの墓』(日向寺太郎監督)の製作スタッフの一員として剣道監修を担当。2008年7月上映。